| ７．投稿コーナー 崎濱盛三（神経精神科）医師の元患者の保護者 から寄せられたご意見 （このページは2007年11月upですが工事中です。追加・修正予定ですのでご注意願います） |
| ◆下記の投稿文掲載の経緯 「奈良県田原本町の放火殺人事件」をめぐる秘密漏示事件で、奈良地検は（2007年）11月2日、加害少年の精神鑑定をした、崎濱盛三医師を起訴。 一方、調書を引用した書籍『僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実』の著者、草薙厚子氏は不起訴としました。 10月14日の崎濱医師逮捕後、同医師の元患者の保護者から、必死でな様子で「崎濱先生は草薙厚子氏と講談社に騙されたのであり、何とか先生を助ける方法を教えて下さい」という趣旨の連絡が当サイトに何度か届きました。 しかし、当サイトは崎濱医師を弁護する目的で作ったものではありませんし、また、漏示事件の真相も未解明のままです。（他に関与した人物がいないのか？ 金銭授受の有無は？ など…） ですが、この保護者からの訴えは、同医師の素の人物像の一面をとらえているように思えました。 そこで、投稿用に別途ご意見を書いて頂き、下記に掲載することになりました。 |
| 崎濱盛三医師の元患者の保護者からのご意見（2007年11月4日投稿） １１／２奈良県の調書流出事件で、崎濱先生が解放されたことを良かったと思う一方、草薙さんや講談社の関係者が不起訴となったことに納得いきません。 草薙さんが崎濱先生を騙した事は事実でしょうから、崎濱先生の代わりに名誉毀損で告訴できるならしたいぐらいです。 崎濱先生は、ひょうひょうとご自分の身の上に起きた出来事を受け止めておられることと思いますが。 何かがどうなったにしろ、診療の現場に戻れることは良かったと思います。 今回の件の報道は地検の権力だとか、ジャーナリストの言論の自由だとか論争されていますが、当然のことながら患者や患者の家族も巻き添えになっています。 そのことに言及しているひとは誰ひとりいなかったように思います。 精神科医師は、急を要する時に、家族に代わって患者の心に寄り添える唯一の存在なのです。 きっと、逮捕に関わった方や、出版に関わった人には家族に精神科医の必要性を実感されたことのない人たちばかりだったのでしょうね。 ５月に本が出版され、調書流出の新聞記事は目にとまりましたが、本の題名があまりにもひどく「読んでみよう」なんて思いもしませんでした。 作者も知らないが、女性。 その時は「この人には、子どもさんがいないからこんな題名がつけれられたんだ」とだけ思いました。 １０月、崎濱先生逮捕のニュースに、「騙されたな！」と思いました。 やはり、取り調べの記事内容からは、崎濱先生の人間性を各方面の人たちが、それぞれに良いように利用していると思いました。 民主主義の世の中で、こんなことがあるんだということがわかりました。 草薙さんへ言いたいこと。 「あなたには、少年法が云々と言う資格はありません。 あなたがしていることは、他人の家の不幸を世の中に知らしめて、それを収入のよりどころにしているだけのように思います。」 講談社の方々へ。 「大学を出られて大きい会社に就職されてりっぱですね、なさっていることはそれ（今回のような売れればいいだけの出版姿勢）ですか？」 あなた方より、ずっと尊敬に値する方々がいます。 地方の工場で、「発達障害」という言葉すら知らないおばさん達が、難しい若者相手に、親御さんは大変なおもいで育ててこられたんだろう、３年たてば何とかなるはずだから、挨拶とは、労働とは、給料をもらうとは・・・と社会のい・ろ・はから試行錯誤しながら毎日必死に教えている。 この「母親」という立場からの思い、行動こそが「障害児支援教育」の前提条件ではないかと思います。 草薙さんが崎濱先生を騙したと認めないなら、それでも迷惑をかけたと思うなら、もう２度と商業目的のものを書かないで下さい。 あなたに子どもさんができ、あなたのお子さんに発達障害が無かったとして、お子さんの友達にあなたがどのように接しているか、書くならそれを書いて下さい。 たぶん、それ以外あなたの著書にお金を払 う価値が見いだせ無いように思います。 一連の事件記事を見て、やるせない思いを書かせていただきました。【End】 |